--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012.08.29 16:50|
「ひとこと」でも書きましたが占いで​「ゲス​ト」と​出たの​に、何​故か勘​違いし​て「ゲ​ーム」​をレン​タルし​てしま​った私​!最初はこれもある意味合いでホラー風サスペンス物と観ていましたが、あり得ないラストにむかっ腹が立ちました。何だ、小説でも許されない禁じ手を使ってあるので、今までの映画で最低印をつけました。
「ゲスト」は韓国映画「箪笥」をハリウッドがリメークしたというので「箪笥」も借りてきていたのは幸いでした。気を取り直して観始めたのですがスピード感が遅くこれもわずか10分で止めて、今回はパスにしよう!
しかし、「面白い企画!」とノッタ以上は参加しないと面目立たないと、2、3日後、再びレンタル屋さんへ向かいました。(箪笥の触りがちょっと面白かったのもあります)聞いたこともないタイトルの「ゲスト」が果たして置いてあるのだろうか?
ありました、ありました!    
(ストーリー)
病気だった母親を自宅の火事で亡くしたショックで精神のバランスに変調をきたし入院していたアナ。彼女は退院して、父親とその新たな恋人レイチェル、姉アレックスの待つ湖畔の家に戻る。すっかりレイチェルは継母気取り。彼女と仲睦まじく振舞う父親に反感を抱くアナとアレックスは心穏やかでは居られない。そんなアナの前に母の亡霊が現われ、何事か訴えるのだった。姉妹はそれをレイチェルの存在を警告しているに違いない受け取り、彼女の周辺を調べ始めるが…
 
タイトルは「The Uninvited」で招かれざる客ということでしょう。(韓国の「箪笥」というタイトルがおどろおどろしくて興味を引きますね。ちなみにゲストでは箪笥が出てこないのでこのタイトルは使えません。その後箪笥がどんな展開になるのか気になるところですが・・・)。でも、リメーク版の「ゲスト」の方の入りが断然分かりやすくて良かった。そして結構最後まで一気に観てしまうほどの映画らしい映画で、ラストが盛り上がりました。(ネタバレするので書けないのがじれったいほど)。つじつまがきちんと練られている映画で感心しました。付録で付いているメーキングやインタビューなども全部観たのも初めてです。撮影がうまかったのはCMなどを撮っている兄弟コンビだったから成功したのでしょう。主演のアナ役、レイチェル役が適役でした。こういった映画をホラージャンルと呼ぶのなら、ホラーも捨てたものではありません。背景にある姉妹愛も私の好きなところで、Norさんの占いはぴったり当たりました。こちらも驚いています。
Norさん、充分楽しめました、ありがとう!
未見の方にもお勧め映画です。
 
追記
1つだけ不可解なのは、アナのボーイフレンドは後をつけていって真実をすべて知っていたのに、どうして、退院後アナと会う約束をしてしまったのか・・・。アナのことが好きだったからの理由では弱くないかな?
Norさんか、若しくは観た方教えてもらえないでしょうか。
 
 
スポンサーサイト
2012.08.22 17:04|
一年間前倒しして観た映画です。霧島は宮崎と鹿児島県の県境に位置し、セリフも私の故郷である鹿児島の訛りが色濃くありました。どの場面も美しい霧島連峰を背景に、終戦近いリアルな日常が撮られている反戦映画だと思います。昔ベストセラーとなった小説「少年H」も戦時中の日常を淡々と書いていますが、まったく違う味わいです。グラマンが霧島連山をかすめていく場面は良く登っている山だけに、そういう時代もあったのかと胸が熱くなりました。おそらく黒木監督自らの体験を基に撮られていたのでしょう。出演者では左時枝扮する祖母が薩摩おごじょそのままで、原田芳雄も封建的な祖父を見事に演じていると思います。
でも、肝心の主役康夫を演じる榎本佑君の友人を見捨てて死なせてしまったという苦悩が、私にはあまり伝わってこなかった。前半は彼の肩の力を抜いた演技はとても自然で好かったのですが、後半彼が変わっていく様、突如アメリカの兵士たちに竹やりで向かっていくシーンなど変化がもっと欲しかった。
盛りだくさんのエピソードのため、登場人物が多く1つ1つが尻切れトンボになってしまったのは残念です。戦争未亡人(石田えり)のもとに通う兵隊(香川照之)の話、康夫の家の使用人はる(中島ひろ子)が嫁いだ傷痍軍人の秀行(寺島進)、叔母(牧瀬里穂)の特攻隊員との逢瀬、沖縄から移り住んだ旧友の妹との会話など次々に畳み掛けられ、観客の感情が追いつかなく途切れてしまうのがもったいない。
もっと絞り込んだら観る者に迫った気がします。
終戦間近の日常を淡々と描いた視点が良かっただけに惜しまれます。
 
 
 
2012.08.17 15:32|

初見時は原発事故が起きていなかったので、汚染は六価クロムのような化学薬品しか想像できなかったのに・・・。
企業側の弁護士に汚染水の特別な水を用意したのは迫力ありました。直情型のブロコビッチだったら原発事故の東○社長にも突きつけてるかもしれません。
法律の知識を持たない普通のシングルマザーが、企業の悪事を暴いて被害者のために多額の和解金を勝ち取ったという実話は、眉唾のような話しに聞こえるけれど、彼女の物言いやしぶとさを見ると本当に信じられます。何百人もの原告団の気持ちに、真正面からぶつかり寄り添っていったのは、彼女のワイルドな人柄でしょうか。
冷静に観ると、この筋立ては男性と女性が逆転したらさほど珍しい主人公ではないのですが、この逆転こそが結構難しい現実です。エリンは2度の結婚で、家事や子育てに専念した結果、いき詰まりました。正義感溢れる行動や心意で地域住民を動かし良い結果に繋げられたのは、3人の子供の面倒を見てくれるジョージやエドの理解があったからこそなのです。
ブロコビッチは、押しかけ従業員になり定年までを無事に乗り切って守りに入ろうとしていたエドをけしかけて訴訟に持ち込みました。エドの好感持てる人柄が伝わります。
また恋人のジョージは主夫として3人の子育てを約束します。バイクライダーでかっこイイ彼が子育てできるのか果たして疑問でしたが子供の心をすぐ掴みました。冷却期間を置こうとしばらくいなくなりますが戻ってきましたね。彼を原告者の家に連れていき喜びの報告をするのは、女性ならではの発想と思えます。やり遂げた仕事の価値を分かってもらう最高のチャンスなのに、世の男たちはこれをやって来なかったから熟年離婚を迫られるのです。
まあどちらにしても、初見時も今回も、見えないヒーロー・恋人役のジョージにらにも拍手したくなりました。
2012.08.13 17:28|
 

最初に読んだ「キネマの神様」に心酔したので、デビュー作「カフーを待ちわびて」「旅屋おかえり」を続けて読破。ホンワカしていて登場人物がすべて善人というのがなぁ~。山本周五郎賞を受賞した本作がだめだったらもう止そうと思っていたら、当たりのアートミステリーでした。
 
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!
 

 
ルソーの作品もみてみたくなったしもう一度大原美術館に行ってみたくなりました。
ピカソがこれまでにない新しい表現方法を見出そうと模索していた時、アンリー・ルソーに出会って、あのような手法にただりついたという史実を基にしたフィクションが面白い。
原田さんは美術館務めを辞めて、この作品に心血を注いだというインタビューを読んだがその意気込みが伝わってきた。数少ない専門分野を描けるのは強みだ。
 
 
2012.08.09 12:25|
 
今日は長崎の原爆祈念日。原爆が落とされた11時2分、一斉にサイレンが鳴り響き、市民は黙祷を捧げる。このサイレンは日本全国に聴こえることはない・・・。日本の中で、8月6日と9日両日の受け取り方の落差をとても感じられるのは、私が県外から移り住んだ者だからだろう。

せめて年に一度はきちんと原爆に向き合おうと、6日にBSでオンエアーされたのを録画していた。
予定通りサイレンが鳴る11時2分前に見終えた。映画の舞台は広島だが長崎もまったく同じだっただろう。
 

 東京に住む吾子(あこ)の言う原爆忌のサイレンはここには聴こえない
 
内容 
1948年夏、広島。原爆によって目の前で父・竹造を亡くした美津江は、自分だけが生き残ったことに負い目を感じ、幸せになることを拒絶しながら生きている。そんな彼女の前に、竹造が幽霊となって現れた。実は、美津江が青年・木下に秘かな想いを寄せていることを知る竹造は、ふたりの恋を成就させるべく、あの手この手を使って娘の心を開かせようとするのだが、彼女は頑なにそれを拒み続けるのだった。しかし、やがて美津江は知るのである。瓦礫の下から助け出そうとする自分を、なんとしても逃がそうとした父の想いを。自分の分まで生きて、広島であったことを後世に伝えて欲しいという父の切なる願いを。こうして、美津江は生きる希望を取り戻し、それを見届けた竹造は再びあの世へと帰って行くのだった。
 
ずっと敬遠して観て来なかった映画だったが、思っていた以上に良かった。私は、宮沢りえは男が描く理想の女性を演じさせられていると思っている。彼女の透明感あふれる美しさを引き出す監督に出会って欲しいと今回も思った。あれほどの美しい娘に「おとったん、ありがとありました」を云われたら父親冥利に尽きるだろう。映画の中で、その美しい彼女が、亡くなった友人らと比べて見劣りがするので自分は生きていてはいけないのだというセリフは浮き上がってしまう。違う女優が演じていたらすとんと受け入れられて共感を得られたかもしれない。際立つ美しさが邪魔をしているような気がした。
 
原田芳雄がお父さん役だったのは(知らないで観たため)もうけものだった。さすがに井上ひさしならではの演劇仕立てで、先日観た「大鹿~」とだぶり引き込まれてしまった。
来夏は黒木和雄監督の『美しい夏キリシマ』を観たいと思っている。理由は監督と同郷の霧島をどんなふうに撮っているのかを観たいから。8月には反戦映画を自分に課して観ようと心がけている。
 

 映画の中にあった宮沢賢治の星めぐりの詩です。 
 
 
 
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあ

07 | 2012/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール

しずく

Author:しずく
「いらっしゃいませ」
映画や本などの感想を気ままに書いています。
コメント歓迎いたします

最新記事

検索フォーム

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。