2013.03.27 17:12|


 
   
文句のつけどころが見当たらないほど素晴らしく大好きな映画でした。
ラスト、成長したビリーが舞台に跳躍するシーン
彼の大きな背中に羽が生えたみたいだった。
気にかかることがあっても観た後は前向きで生きれそうな気分にさせてくれます。
ただただ映画館で鑑賞できなかったのだけが悔やまれる・・・。
音楽も最高でした。

時間が許せば後日追加するかも!?
 
2013.03.24 12:17|

 
1967年 アメリカ
監督 スタンリー・クレイマー
 
デンゼル・ワシントンの前に魅了したシドニー・ポワチエを観たくBSで録画しました。再見と思ったけれど、初見だったようです。たぶん、タイトルで別なものを想像したのでしょうね。
我が家でも最近次男が意中の人を連れ帰ったのでタイムリー。
私の思ったことは・・・
勿論、人種問題もなく人柄の良さそうな娘さんに申し分はありませんが、最終的には息子が選び2人がお互いに決めたパートナーです。自分たちの責任で自分たちで歩んでいくのが基本です。良縁にしろ、あれこれ考えれば切がなく、親はサポートするのが関の山です。後は子供たちの人生を彼らが信頼し助け合ってやっていくだけ。
 
 


 
原題Guess Who's Coming to Dinnerhaを、サスペンス風な“招かれざる客”とのタイトルにしたことからひねりが効いているようだ.。
2週間前に初めて会った人と結婚すると言われたら、人種云々の前に、もっと良く考えるようにと助言するだろう。映画を観ている間は、キャサリン・ホートン演じる娘が、人種差別を気にしない賢い娘というより脳天気な世間知らずにしか写らなかった。しかし映画を観終えてからは、登場人物、場所、時間を限定する構成だったら、こういう娘の設定がベストと考え直す。
残念だったのは、本作で二度目のオスカー主演賞を受賞した母親役のキャサリン・ヘップバーンの演技に、最後まで不自然さを覚えたこと。最初から目を潤ませていたキャサリンー、娘のために流しただけの涙に映らなかったなぁ~。どうして最初からそう過剰演技しているのと冷めて観ている私がいた。
後からネットで、当時父親役のマットを演じたトレイシーと複雑な恋愛関係であることを知り納得する。
いっぽう、新聞社社長で人種差別と闘ってきた著名なリベラリストである父親のマット(スペンサー・トレイシー)が、家庭では普通の父親に陥る姿が正直で好ましかった。理想的な父親でなく、裡に奥深く眠っている差別と向き合い葛藤し結論を導いていく心の動きに親近感を持てたのだ。娘が黒人男性をパートナーに連れて来て建前がもろくも崩れさる。自分の娘のこととなれば話がちがってきて当たり前。2人の結婚を理解しつつも認めることができない自分に、何といっても驚いたのは彼自身だったはず。
親であれば、結婚云々の話しでなくとも、子供の進学や就職など、子育ての時期に何回も遭遇して、本音と建前がくい違い愕然とした経験があるはず。親は子に試され経験し自身も成長していくものだ。ましてや白人女と黒人男性のカップルへの差別は逆よりも多いのだから、結婚後に娘夫婦が受ける苦難や軋轢を考えると反対する父親を、誰も責める事はできない。ただ、マットの独演会のようなスピーチで一件落着を見たのは惜しかった。語りすぎた・・・。マットの父親の弁も聞きたい気もする。
 
白人から黒人への差別、黒人から白人への差別は勿論、家政婦のティリーによる黒人から黒人への差別をさらに描き厚みを持たせていたと思う。ティリーの娘が肉を配達した男の子と仲良くしているシーンだって意味合いがある。「せっかく育ててやったのに」とごねる父親に、「親が子どもを育てるのは当然の義務だ」とポワチエがやり返した後で「父さん~」とすぐ切り替えたシーンにぐっと胸打たれた。
時代が変わりつつある親の世代を簡単に裁くことは出来ない。
翌年にキング牧師が暗殺された当時、そんな時代にこういう映画を撮ったアメリカの懐の深さに驚く。
 
 

女の両親がドライブ先で立ち寄ったドライブスルーのアイスクリーム屋さん、すでにもうあったんだね!
 
1967年度の映画作品を調べてみました。懐かしいです!
 
 
2013.03.18 16:40|
2009年製作 アメリカ
監督 スコット・クーパー
 

 
昔売れっ子のスター(バッド)が敗北して破滅の階段を転げ落ちる話しかと思っていましたが、後半は意外な展開となり面白く観れました。
父がアル中気味だったので酒飲みの亭主を持った母の苦労と家庭に及ぼす影響は良く分かっている私です。
母は父に何度も断酒会を勧めましたが、父はまったく受け付けませんでした。
その点、バッドは自ら進んで治したのに、ジーン(マギー・ギレンホール)には通じませんでした・・・。
シングルマザーでもある地方紙の記者ジーンがとても良かった。出会った頃、ジーンとバッドが交わした会話が印象的です。バッドがギターを弾きながら曲を練っているシーン。
ジーン「いい歌ね。誰の曲なの?」
バッド「いい歌というのは、どこかで聴いたことがあるような曲なんだよ」
ジーン「あなたの曲なのね」
バッド「いま、作っているところさ」
ジーン「才能のある人が羨ましいわ

 その後でジーンは涙を流すのです。この涙は?私にはバッドの並々ならぬ才能に対して流しただけの涙ではないような気がしました。才能がある人が羨ましい・・・。離婚して駆け出しの記者である自分に、果たしてどれだけの才能があるのだろうか。これから子供を食べさせていけるのだろうか。自分にもバッドのような才能があったなら・・・という風にも取れて、ジーンに親近感を持ちました。
     
でも、決別したことによって、バッドはそれを契機に酒を断ち、彼女たちへの思いが歌になりました。その歌はトミー(コリン・ファレル)の新曲として大ヒットをし、彼もまたあらたな舞台へ立つことになります。
クレイジー・ハートCrazy Heartは“荒ぶる魂”。素晴らしい歌声で聞かせてくれる主題歌“The Weary Kind”を“いちずな心”ともありますが、wearyは疲れたとか退屈な、うんざりしているというのがもともとの意味合いです。意訳したいちずなは上手いと思いました。
この歌詞を上手に訳したブログを見つけたので紹介しておきますね。
 
ジェフ・ブリッジスとトミーを演じたコリン・ファレルのカントリーソングが心に沁みました。ウェイン(ロバート・デュヴァル)も良かった!
 
 
 
2013.03.14 17:07|

 
最初中学一年生時に原作を読み、2回目は大学時代に映画館で、今回は実に40年ぶりでした! 一読してスカーレットの強さに惹かれ、映画館で観た時は彼女ばかりをスクーリンで追いかけ、彼女のような生き方に憧れました。 今回もスカーレットのタラに根付く生きる強さは色褪せることなく 深い感動を残してくれたことが、一番嬉しかったです。
昔好きだった映画が、時を経てもなお輝き続けていることに感謝します。

レットが前半でスカーレットに「あなたは自己的だが、物事を判断する力を持っている」と、 スカーレットの良さを語っていました。 たぶん、一時の感情に左右されず、何をなすべきかを客観的にとらえられるから 「明日考えよう」と前向きに生きられるのでしょう。
少々のことでつまずき悩む私には眩しいけれど、勇気を与えてくれるスカーレットは健在でした。
読書と同じように、映画も何回も観ると違った所が見えてくるんですね。
たまたま数年前に、友人と風と共に去りぬの話になり、 「スカーレット・オハラよりずっとメラニーが良いじゃない?スカーレットに惹かれる あなたが分からない」と云われ、友人はメラニータイプなので、やはりそうなのかと応えたような気がします
今回は、メラニーの生き方にも目を向けられました。
若い頃、メラニーは優しくか弱い女性だと一方的に思い込んでいましたが、 思いやりのあるとても芯の強い女性だったことに気付かされました。 若気の至りで、このような女性に反発していた節があります。 メラニーが、スカーレットより優れた人格者で素敵な女性に描いてあるのにカチンと来てました。
スカーレットとメラニーはアシュレを奪い合ったのではなく、愛することにより強く共鳴しあえたと思います。 メラニーが亡くなる間際、スカーレットに言ってました。
「私のことを大切にしてくれたのは、アシュレを愛していたから、アシュレが私のことを 頼んだから決してあなたは裏切ることなく、私を支えてくれた」 のような意味のこと。 メラニーはスカーレットに絶対的な信頼を持ち、スカーレットも彼女を裏切らず献身的に支えました。
そして、彼女はこうも付け加えたのです。 「アシュレの面倒を見てちょうだい。レットはあなたを愛しているから大切に・・・」。
レットが出て行き、アシュレとたとえ結ばれても添い遂げられそうもありません。
スカーレットは自分が愛されていないと分かった時点で2人の恋は終わったのです。 メラニーを介して、アシュレとスカーレットの夢のような恋物語は続いたのではないでしょうか? アシュレとスカーレットの恋は、戦争のない良き時代の当時を懐かしむノスタルジックを含んだ初恋のようなもので、現実的な結婚生活は無理でいつか破綻したことでしょう。レットはスカーレットに気風が違うアシュレとは合わないと言い聞かせています。 
最後まで歯がゆかったのは、アシュレのお坊ちゃまさ! (若い時分の私はアシュレをどう感じていたのか知りたいなぁ~)。
結果的にアシュレは思わせぶりの言葉で、スカーレットの一途な思いを 長引かせたように感じられて仕方がありません。悪い人ではないんだけど、無自覚なので始末に終えない青二才め。
レットは結構大人の男にカッコ良く描かれていることにも気付かされました。初見ではレットにはちっとも魅力を感じなかったんだけど、 (学生時代に一緒に観た友人らはレットにシビレてた) 今回は、さほど悪い奴でもなさそうと、彼女らの気持ちが分かりましたね(笑)

スカーレットが階段で泣きながら「明日考えよう。そう私にはタラがある!」
とのエンドが一番ふさわしいと思いました。スカーレットの激しさと、自由奔放である意味わがままな 生き方を誰も止めることは出来ません。彼女の強さはそれらによって成り立っているんですもの。どちらも兼ね備えるなんてあり得ないことかもしれません。
 



Tomorrow is anothers day
「明日は明日の風が吹く」

2013.03.07 15:36|

 
私のリクエストに応えて、宵乃さんが描いて下さいました!
大好きな穴あき帽子を右手にしたハーヴェイと、ハーヴェイの左手を肩にかけられたエルウッドの表情が何ともいえませんね。お酒が少々入っていて「どうだい、見えない君らはしょうが無いなぁ・・・」と自慢げ風。
ありがとう、宵乃さん!
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