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2013.11.30 16:37|

 
観終わった後、思わずうーんと唸ってしまった!さすがに不朽の名作!
私が幼少の頃にこんなにも凄い映画ができただなんて、しかもうら若いアンソニーパーキンスに出会えたのも衝撃的でした。多重人格者が登場する小説貴志祐介の「十三番目の人格ISORA」を思い出しました。
白黒映画かぁ~と気乗りせずに見始めたのに、マリオンがお金を奪って逃走する頃は漲る緊張感に引っ張られていた私。
ノーマンとマリオンにかわされたセリフは印象的でした
「人は皆罠にかかっていてそこから逃れることはできない。暴れてみてもお互い傷つけあうだけ、一歩も進めないんだ…」。
シャワーシーンの全貌を初めて知りなるほどと納得づくめ。現在でも予想がつかないラストに、公開された当時のことを想像するとヒッチコックって映画を観ない人にも名を売っているはずだと今さらながら思わされました。
現代はこれでもかというぐらい殺戮シーンがリアルで目を覆いたくなるのに、殺人シーンなんてほとんど写さずに、音や効果音で恐怖を伝える映画作りに上品さを感じずにはいられません。
 
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2013.11.27 16:08|

2012年アメリカ
原題"Safety Not Guaranteed".
  監督コリン・トレボロウ
 
出版社でインターンとして働くダリアスは、イケてない自分に幻滅し、幸せだった昔を思い出す毎日。
そんなある日、社内会議で先輩記者ジェフが取り上げた1つの広告が、彼女の平凡な日々を変えることになる。
『私と一緒に過去に行ってくれる人を募集します。安全は保証しません。』
ダリアスは、同じインターンのアーナウ、そしてジェフと一緒に、このおかしな広告の真相を探るため、広告主の元へ取材に向かう。
 
タイムトラベル物が好きなのと製作総指揮が「リトル・ミス・サンシャイン」のチームということでチョイスしました。
ダリアスはどことなくベッキーに似ていた。ダリアスはタイムトラベルして、14歳の時強盗に襲われて死んだ母親を救いたいと願っている。自分が帰る途中の母親にココアの買い物をねだったからだと後悔しているのだ・・・。
探し当てた広告主ケネスは変人なのかまともなのかラストまで分からない。ケネスを付け狙っているFBIもどきの2人連れも登場、タイムトマシーンを作るため研究所で機具を盗んだりとケネスの話は不可解。
SFっぽい邦題に騙されてはいけません。ファンタジージャンルに入ります
ラストはさすがに「リトル・ミス・サンシャイン」チームでした!
ぶっちぎりで爽やかで!
映画の中でケネスが弾いていたギターに似たクラシカルな楽器を初めて見ましたが、音色も素敵でまるでケネスそのものでした。
時には過去を振り返るのも良いけれど、失われたものを欲しがったりそこに立ち止まったままではいけないのでしょうね。
荒削りでこなれていないけれど好きなタッチの映画です。
 
 
2013.11.25 15:40|

 
2011年製作
 
始点から終点まで片道15分のローカル線、阪急今津線の電車内を舞台にした群像ドラマ。乗客たちの目を通して、偶然同じ車両に乗り合わせた人々の人生を映し出していく。婚約中の恋人を後輩に奪われたOL翔子(中谷美紀)は、白いドレスを着て結婚式に出席するが途中で退出し引き出物を抱えたまま電車に乗り込む。
 
恋人を後輩に寝とられたOL役の翔子を演じる中谷美紀、宮本信子演じる時江に通じる凛としたかっこ良さにほれぼれさせられました
髪にはティアラを付けて純白のサテンドレス姿が車内で好奇の視線を集めていた翔子に、時江(宮本信子)は声をかけます。純白のドレスに引き出物という、チグハグないでたちの翔子にぴんと来る時江の感の鋭さ!見知らぬ彼女に「討ち入りはどうだったの?」の声かけも心憎い。
しょうこは仲間はずれにされて長い間悩んでいました。そんな日々の或る日のこと、いじめ女子グループが一緒に帰っている子を隠れさせて「○ちゃんは先に帰っちゃったよ~」って言ったのに対し、「聞いてもいないのに教えてくれてありがとう」とかわす場面に翔子は鉢合わせするのです。しょうこにとっては精一杯の強がりでした。
そのシーンを目撃した翔子は、しょうこの横のベンチに座りそっとハンカチを手渡すします。最初しょうこは受け取らないのだけど「私の影になっているから見えないわよ」と促され、ハンカチを目にあてて泣き出すのですが、後から交わす2人の会話は、まるで歳の差を感じさせない大人の女同士の会話に発展していきます。
自己紹介すると偶然にも2人とも名前が同じでした。しょうこちゃんの取った態度を立派だと褒め、そんな女の子好きだよと似たもの同士の2人は意気投合します。そしてしょうこは自分の将来が不安だったのでしょうね。翔子に「今幸せですか?」って問いかける。翔子は色々あるけれど前向きに生きているわと応えるのです。「女って大変だよねぇ」的な微妙な連帯感に微笑ましくなりました。
この3人には合い通じるものがあります。私が持ち合わせていないたくましさと優しさ!
しょうこ役を演じた子役さんは朝ドラの「カーネーション」でひと際上手い演技をしていて印象に残っていた彼女でした。派手ではないけれど、豪華な顔ぶれのキャストで引けをとらない彼女、成長するのが楽しみです。
 
名前も知らない人達は、私の人生に何の影響ももたらさないし、
私の人生も誰にも何の影響もあたえない…
世界なんて、そうやって成り立っているんだ…
そう思っていた彼女たちに偶然それぞれの時間が交錯して繋がっていったのです。
電車に乗っているわずか15分間のショートストーリーに心温まります。
 
2013.11.14 16:42|
2011年/カナダ
 


 
ダヴィッドは42歳の独身男性だが精子提供を通じて533人もの子どもの“父親“であると告げられ、さらに142人の子どもから身元開示の裁判を起こされていると知る。裁判の準備を続けるうち、彼は応援しているサッカーチームの選手が息子であると知り……。
 
監督はケン・スコット。「大いなる休暇」の脚本を手がけた人と同人物と知りなるほどと思う。(別なブログに「大いなる休暇」の感想記事をアップしています)。何百人にも精子提供をするとはとんでもないストーリーを作ったものだとシラケていたが、主人公のダヴィッド(パトリック・ユアール)が醸し出すほのぼの感にはまってしまった。自分の子供たちに興味を持ったダヴィッドは、身元を隠して子供たちへの逆訪問を始める。役者志望、路上ミュージシャン、ゲイ、薬物依存症、障害を持った子……それぞれの人生を生きるティーンエイジャーの子供たちの姿を見たダヴィッドが、彼らに父親らしい感情を抱き接触していくのが微笑ましい。何故、彼が精子提供をしてお金を得なければならなかったのか。それに応えた彼の年老いた父親のセリフが胸に響く。フランス語がマッチしていてハートフルな雰囲気を盛り立てていると思った。ダヴィッドが偽名にスターバックを使ったのも冴えている。
好きな映画でした。
 
2013.11.07 16:17|

1992年アメリカ
 
2人目の子供を妊娠したクレアは産婦人科医のモットの診察を受けるが、彼は診察するふりをしてクレアにわいせつ行為をはたらく。クレアはその事を知った夫マイケルに薦められてモットを告訴。すると、他にも彼に被害を受けたとする女性が続出して大事件となり、追い詰められたモットは自殺した。それを知ったモットの妻は保険を全て没収されたうえ、ショックで流産、子供が産めない体となってしまい、クレア一家に復讐を誓う。
6か月後、モットの妻はペイトンというベビーシッターとしてクレアの家に入り込み、復讐を開始する。
 
若い頃はミステリーやサスペンス物って良く観ていたのですが、最近はコメディやハートフル作品を手にする方が多くなっています。レンタルショップに出かけるとミステリーのジャンル分けはなくサスペンスコーナーしかありませんでした。サスペンスとミステリーってどこが違うのかなと思いながらも、懐かしい「ゆりかごを揺らす手」を選びました.
20年余りも経っているのにぺイトンの復讐がとても怖くて強烈に焼きついていました。子育て中でタイトルに目がいったのでしょう。
夜中にタイマーをしかけて授乳する時のベイトンの表情に、流産した子に思いを馳せながらも殺気立った独特の雰囲気がおぞましく、早くも引き込まれていきました。赤ちゃんがクレアからの授乳を拒み、ベイトン以外の人には人見知りをするようになり母親にとって変わると、次はまんまと娘の心を捕らえていきます。何とも彼女の復讐はクレアを亡き者にするだけでなく、家族丸ごとをひっさらうことでした。
若くて美しい女性を住み込みでベビーシッターとして雇ったクレアにも非があります。
クレアの友人(ジュリアン・ムーア)が「世界を握っているのは、ゆりかごを揺らす手よ」とクレアに忠告するセリフがあって、そこからタイトルを引いてあるのが一興です。「ゆりかごを揺らす手」とはMother Gooseの“Hush a Bye Baby(ねんねんころり)”からの引用らしいのです。「ねんねんころりよ木の上で 風が吹いたら揺れるのよ 枝が折れたら落ちるのよ その時あなたも揺りかごもみんなそろって落ちるのよ」 。元々は赤ちゃんを寝かし付けるためのあやし言葉だけど何とも意味深です。
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