2014.07.30 14:08|

1978年アメリカブライアン・デ・パルマ監督 
 
妻と幼い娘を誘拐された上に事故で失ってしまった男。16年後、彼は想い出の地フィレンツェで妻と瓜二つの女性と出会い恋に落ちるが、またしても彼女が誘拐されてしまう……。
 
思い切りネタバレ)抒情的な雰囲気で取っつきやすいがサスペンスとしては突っ込み所が多かった。ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドの愛らしさに救われたけれど、ラストに彼女が「ダディ!お金を持ってきてくれたのね」と叫びながらマイケルに抱き付く時、彼女はすっかり娘になりきっていたのに比べ、それと知ったマイケル。「えっ、君は死んだとばかり思っていた娘だったの!?」の面食らった表情。悪いけれど吹き出してしまったw。でもマイケルは憎めない良い人だよ。
1958年アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」の影響を受けているらしいが、そちらが面白そう。
2014.07.28 13:21|

 
出来心から犯罪に手を染めてしまった男が大事件に巻き込まれていく姿を、ブラックユーモアを織り交ぜながら描いたクライムサスペンス。雪に覆われた町で暮らす保険セールスマンのミッキー。新たな顧客を得るため町はずれに住む独居老人の家を訪れた彼は、老人が高額のバイオリンを所有していることを知る。金に困っていたミッキーは、老人の外出中にこっそりバイオリンを盗み出そうとするが……。「リトル・ミス・サンシャイン」のグレッグ・キニアとアラン・アーキンが再共演。
 
夫と2人でシネマタイムをとチョイスしたにしては結構楽しませてもらったが・・・。
前半部は地味な作りな上に主人公のミッキーは理解不能な人物。先はどうなるのかと我慢強く観ていたら、途中でやむなく隣人が死んだあたりから雰囲気が変わった。やられた感のどんでん返しは「鍵泥棒のメソッド」に少し似た展開ではあったが爽快感はない。やはり主人公に思い入れがないとどんでんだけでは弱いと教えてもらった作品でした。
2014.07.25 15:07|

 
(ストーリー)ある日突然、6年間育てた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだったと知らされた対照的な2組の夫婦が、過酷な決断を迫られ、それぞれに葛藤を繰り返す中で本当に大切なものを学んでいく姿を丁寧な筆致で描き出す。共演は尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー
 
TVドラマのゴーイング・マイホームですっかりファンになってしまった是枝監督。
正直、主演の福山雅治には期待していなかったのだけど、最初の5分間で福山が勝ち組人生を歩んできたエリート社員、父親の役をうまく演じていておみそれいたしました(失礼)。後から是枝監督が福山に当て書きしたシナリオと知りなるほどと肯けます。
私は断然「生みの親より育ての親」派だから、血筋を重んじて実の息子を~と注進する人たちには同意できなかったのですが、現実ともなれば簡単に割り切れないのも理解できます。6年間育てた子も、実の子も引き取りたいと福山演じる父が望むのは尤もだと思いました。
両母親役の尾野真知子、真木よう子は好きな俳優さんなので安心して観れました。
慶多役の子役さんは寂しげな感じの雰囲気がぴったりで、リリー・フランキーさんには初めて好感を持てました。
絵空事とは思えない取り違え事件だけではなく、実の子だと思っていた子が別な男性の子供だった場合親権はどちらにあるのかと取り沙汰される最近。
事実は小説よりも奇なりでさまざまなプロットが生まれてもおかしくありません。
 
 
2014.07.21 11:00|
                    
 
 
学生時代にアチさんから「捨てたもんじゃない。偏見を持たずに観たら結構いいから」と誘われても頑として見向きもしなかった男はつらいよシリーズ。根負けして最初に観たのが1975年作の「寅次郎相合い傘」でした。浅丘ルリ子扮するリリーがすっかり気にいり、通勤途中不意に蒸発したくなったというサラリーマン・兵頭船越英二と3人のロードムービーに共感を覚え、いつの間にか私も彼らとともに北海道を旅行していました。
 
すっかり寅さんファンになって柴又へも出向き撮影所も見学し、お団子を買って2人で例の川べりで食べたこともあります。
 
毛嫌いしていた寅さんは今では憎めない我が儘な兄としてまだ生き続けています。
BSで毎土曜日に放映される日は、早めにお風呂に入りテレビの前に陣取り夕食を摂るのが楽しみとなっています。
さて、今回はマドンナに秋吉久実子を迎えての「寅次郎物語」。これも香具師仲間の子と親捜しの旅をする寅さんを描いたロードムービーでした。
異色作で興味深かった。
寅さんが男親を亡くした秀吉少年の前で、彼の親爺である香具師仲間だった政を「どうしようもないダメ男」と遠慮容赦なく批判するのはあんまりだと思いながら観ていました。彼ら2人を残して蒸発した母親に配慮してとは分かるんだけど。
旅館で秀吉が突然高熱を出しておろおろする寅さんを助けて看病したのが秋吉久美子。彼女は妖艶だけど不思議な魅力をたたえた女優さんだと今更ながら感じます。「異人たちとの夏」の時もそうだったけれど、少年をかき抱く時の所作が何とも色っぽくてぞくぞくしちゃうのは私だけ?でもね、それがちっとも嫌みじゃなく今回は天真爛漫風に映った!
めでたく女親と再会できたのに、秀吉少年が寅次郎と一緒に東京へ帰ると泣きじゃくりながらせがみます。その時寅さんは「おいらみたいになってはいけない」のだときっぱりとはねつけて早々に戻っていくのです。彼が政を悪く言ってたのは、自分のことも含めて語っていたんだと察せられ泣けてしまうこと。
頭で分かっていても生き方を変えられないのは寅さんだけじゃない、私だってそうだもの・・・。
 
 
06 | 2014/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

しずく

Author:しずく
「いらっしゃいませ」
映画や本などの感想を気ままに書いています。
コメント歓迎いたします

最新記事

検索フォーム

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる