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2015.08.25 17:41|


暗い作品の後は毒消しのように希望を持てるファンタジックな作品を観てバランスを保たなくては~。でも、この作品にも遺伝子操作によってデザインされた恐竜たちが登場するので明るい素材ばかりではないのですが・・・。
この手の映画は劇場で観るに限ります。
好みが違う夫と共通で楽しめるジャンルというより、夫がイチオシの選択でした。な・の・にハラハラドキドキで声を上げスリルを味わったのは私だけだった。終わると夫の顔が冴えない。理由は冒頭から車酔い状態になり満喫できなかったとのこと(2Dで観た)。 横浜には水しぶきや、恐竜たちが動くたびに椅子も揺れる装置を備え付けた映画館もあると、テレビで紹介されていました。そこで鑑賞したかった!早速次男夫婦にお勧めメールを送りました。
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2015.08.21 11:33|

1967年 岡本喜八監督
ブログdeロードショーで取り上げられなかったら、岡本喜八さんは知らない監督さんでした。彼の作品を調べている内に「日本のいちばん長い日」と「東京裁判」を混同していたのに気付いた私。miriさんが観やすい映画だと評されていて、原爆忌、終戦記念日の夏に再挑戦しようと狙っていたらオンエアーされ喜び勇んで録画。
ところが、BDディスクが劣化していて途中までしか撮れていなかったのです!レンタルしようにも今夏リメーク版が上映されているためか、貸出しが続き番が回って来ずにがっかり。後半を観たい気持ちは逸るばかりですが、取りあえず途中までの感想を書き留めておくことに。

ポツダム宣言に対する政府の遅すぎた対応で広島や長崎に原爆が落とされた・・・。今更ながら怒りが湧き上がります。政府がもっと早く交渉を真剣に検討し軍部を抑えていたら避けられた悲劇でした。落とした国だけを責め立てるのはお門違いも甚だしい。
先日のテレビ終戦番組でも、玉音放送後も軍部は攻撃を止めなかった事実が報道されていました。本土決戦を望む軍人たちの中に、決然と反対意見を述べた人らも居てその勇気に驚きます。彼らに共通していたのは文科系大卒での軍人だったとか。現在文科省が文科系学部を益がないので減らそうとしている動きがあります。学問を益、不益で判断する国はなんて愚かしい!科学は戦争があるたびに目覚ましく進むらしいのですが、きな臭く感じていた私には、いっそう危機感が募りました。一部の人たちにより国家の運命が握られてしまう現実を、こうして知れば知るほど虚しくなります。
畑中少佐を演じていた黒沢年男、横浜警備隊大尉の天本英世ー、彼らから放たれる狂気に背筋が寒くなる。
モノクロ映像がすこぶる効果的。それぞれの顔の陰影が表情を表わし、自転車を漕ぐ背に広がる汗じみ、舞い上がる土埃など、70年前の今頃を想像しながら観ていると、まるで”日本のいちばん長い夏”の日々に私も遭遇しているようだった。外で啼いているつくつくぼうしや油蝉に夢か現か分からなくなっていきます。
昭和天皇の映し方も椅子にもたれた手や後ろからなど身体の一部分だけをクローズアップしたり、声だけの登場だったりで、当時の神格化された天皇感が良くとらえられている。
凄いなぁ、岡本監督って、知らなかったよ!
早く後半部を観て、現在上映中のリメーク版と観比べたい気持ちでいっぱいです。


2015.08.18 15:16|



スクラップ・アンド・ビルドとは、 老朽化して非効率な工場設備や行政機構を廃棄・廃止して 、新しい生産施設・行政機構におきかえることによって、生産設備・行政機構の集中化、 効率化などを実現することらしい。
幸か不幸か私には介護の経験がない。むしろ、大病や大怪我で被介護者に似た立場の経験から、介護はとてつもなく大変な作業だろうと想像はつく。しかし、本当に熾烈ー、現実逃避したい気持ちにさせられた。
認知症治療や介護の現場では、過剰な手助けは余計に症状を悪化させ寝たきりにさせるので、「自分で出来ることは自分でやる」「敢えて手を貸さない」という方針で被介護者に接する。
しかし、孫の健斗は「早う死にたか」と 毎日のようにぼやく祖父を目にして、敢えて祖父に手を貸し祖父を弱らせ、死にたか願望を「自然で尊厳ある死」で叶えてやろうとする。
転職活動や恋人ともうまくいかない健斗がその計画を実行して、今まで無視してきた祖父ちゃんへ手助けをするのが逆説的に変な可笑しさで描かれている。おそらく、孫にとっては老化するまでの長い時間があるから現実味に乏しい。介護経験のない私は彼と同じぐらいの距離にいるのかもしれないが、肉体的な衰えは日々感じられる分、作中の祖父がもらす言葉や実態が分かるだけに辛い。実の娘となる健斗の母親が祖父に容赦なく浴びせる言葉や動作に不快感を持ってしまう。優しい言葉をかけることは優しくないことではないだろう。なんとかならないのかと念じながらやっと読み終えた。
これぞ純文学、まさしく『芥川賞』だろう。やっぱり好きになれない・・・。














羽田圭介


2015.08.14 11:58|


又吉直樹さんの『火花』は予想通り、芥川賞らしくなく解り易く肩肘張らずに読め好きでした。
「笑いとは何かを」追及するお笑い芸人2人の話なのだが、題材選択がすこぶる振るっていたと思う。美味しい料理が先ず原材料を吟味するところから始まるように、日頃から、作品の題材を何にするかで良し悪しの半分以上は決まると考えている。今まで誰も描かなかったお笑い芸人、それが受ける時代も後押ししての快挙となったのだろう。今まで、ドタバタを演じるお笑い芸人さんたちに一方的な不快感を抱いていたのが、少し解消された。(次男がファンだったので、又吉直樹さんは別格扱いでした)
純文芸風の硬さに、漫才のネタ書きで鍛錬された絶妙なオチが加えられ出来上がった作風のよう。

小説中で”スパークス”というお笑いコンビを解散する時の舞台に泣けてしまう。
「あえて反対のことを言うと宣言した上で、思っていることと逆のことを全力で言うと、明確に想いが伝わるねん」との口上で始めた漫才。
「おい相方!お前はほんまに漫才が上手いな!一切噛まへんし、顔も声もいいし、実家も金持ちやし、最高やな!」
途中略~
「そんなお前とやから、この十年間ほんまに楽しくなかったわ!世界で俺が一番不幸やわ!」「僕たち、スパークスは今日が漫才をする最後ではありません。これからも皆さんとお会いできると思うと嬉しいです。僕はこの十年を糧に生きません」
コンビ解散をすると告げた主人公・徳永に、長年彼が師匠と尊敬してきた神谷が激励する言葉にじーんと来た。
「(観客を)ずっと笑わせて来られたのは、とてつもない特殊能力を身につけたということやで。ボクサーのパンチと一緒やな。芸人も一緒や。ただし芸人のパンチは殴れば殴るほど人を幸せにできるねん。だから事務所辞めて、他の仕事で飯食うようになっても、笑いでど突きまくったれ。お前みたいなパンチ持ってる奴どっこにもいてへんからねん」

笑いは重要で人を豊かにさせると気づいたのは後年になってから。どちらかと云えば馬鹿にしてきたかもしれない。自分が生きることで精いっぱいだった私は、笑いで他人を楽しませるなんて発想は持ち合わせてこなかった。
過去に、一生懸命向うものがあり賭けて来たことが結実していなくとも無駄ではなかったと思わせてくれる作品でした。
爽やかな読後感がたまらない。



2015.08.05 15:17|

 
やっぱりウッディ・アレンは苦手。
大絶賛されているのは映画評論家の仲間うちだけのことではないの?庶民にとっては、ごくごく僅かな富裕層の建前や価値観などわかりゃしない。体裁だけ繕っていたらいつかは破たんするって当たり前じゃないの。それでいて、愛も得ようなんて虫が良すぎるってものよジャスミンさん。同情はもちろん、『他人の不幸は蜜の味』なんて気さえさらさら湧かない。
ただただ不愉快そのものでした。
ケイト・ブランシェットは本作で主演女優賞をいくつも獲得してみたいだけど、結構好きだった彼女が出演している作品で初めて嫌いになった。
裏返せばやっぱり演技が巧いということか・・・。は、は、それでも胸糞悪いつぅの。
同監督の録画している「アニー・ホール」も観る気がまったく失せたぞぉ~。
(暑い部屋で無理して観たからかな)

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