最強の二人

2013.08.17 16:32|

 
2011年
フランス
 
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。2011年・第24回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞
 
最強に感触の優れた作品でした。障害者と介護人の話をコメディタッチを含めながら魅せるという映画仕立ては難しい。でも、この作品はモデルとなるフィリップとドリスが良かったのか、やってのけましたね!育った環境や裕福さが正反対なふたりが異なる音楽の趣味や芸術について遠慮せずに言い合うシーンは嫌味がありません。腕白坊主がそのまま大人になったようなドリスこそ穢れなき男かもしれない。障害者を特別扱いすることがどれだけ相手を傷つけることなのかという大上段なカメラ視線は全くありませんでした。ドリスは専門的に学ばなくとも、育って来た環境の中で自ずと培ってきたのでしょう。彼が養母を想い、養子先である複雑な家庭事情をさりげなく映したのも良かったと思います。
面接で一見がらの悪いドリスを選んだ眼力もなかなかで、真に育ちの良い度量が備わったフィリップも可愛いい素敵なジェントルマンでした。
似たようなアメリカ作品もありますが、外連味のないフランス映画が何枚か上手です。
 

コメント

非公開コメント

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

しずく

Author:しずく
「いらっしゃいませ」
映画や本などの気ままな感想を残す備忘録に!
コメント歓迎いたします

最新記事

検索フォーム

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる