さすらいの青春

2013.07.12 13:26|
 

 
Le Grand Meaulnes(モーヌの大将)
1968年
フランス
 
森と沼の多いソローニュ地方。スーレル夫妻(M・キュブリェとT・ヤンタン)の寄宿学校に、十七歳のオーギュスタン・モーヌ(J・ブレーズ)がやって来たのは、秋も終りに近い頃たった。大柄で力強く、意志の力にあふれた彼は、級友たちにグラン・モーヌ(モーヌの大将)と呼ばれ、学校の中心的存在となっていった。十五歳のスーレル氏の息子フランソワ(A・リボール)はオーギュスタンへの強い憧れを感じた。そんな時、オーギュスタンが突然失踪した。二昼夜後、学校にもどった彼は自身の経験した不思議な事件をフランソワに語るのだった。その話とは……森へ迷いこんだオーギュスタンは、城のような邸宅で催されていた邸の息子フランツ(A・ヌーリ)の婚約祝の華やかさに眩惑され、一夜を過ごし、さらにその中で神秘的な美少女で、フランツの姉イボンヌ(B・フォッセイ)に逢い、互いに魅かれあった
 
先の映画が何だったのかを知りたくなり、1960年代のヨーロッパ映画のタイトルを検索して羅列。まもなく「さすらいの青春」という題名が記憶にカチンと当たりました。内容を読み、たぶんこの作品だったのだろうと確信しています。
雨の中と勘違いしていたのは、画面が幻想的で霞んでいたからなのでしょう。サーカスの場面は、フランツが行方をくらましサーカス小屋で発見されていたからでした。
何と、イボンヌの役を演じていたのは禁じられた遊びのB・フォッセイでした。脚色・監督はジャン・ガブリエル・アルビコッコ。
高校生で観た「みじかくも美しく燃え」との2本立て(たぶん)でしたが、私は「みじかくも~」の衝撃的なラストも含め退廃的な雰囲気のあった心中事件より、「さすらい~」の方がずっと印象に残っています。
あの頃から今の私が育っていたのでしょう。
 
 
 

 

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