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天使の分け前

2013.06.02 12:53|

 
スコットランドを舞台に、恋人や家族からも見放されていた青年が、信じられる仲間を得たことで前向きになっていく姿を、笑いや涙を交えて描く。ケンカの絶えない人生を送るロビーは、恋人レオニーや生まれてくる赤ちゃんのために人生を立て直そうとするが、なかなかまともな職に就けず、またもトラブルを起こしてしまう。服役の代わりに社会奉仕活動を命じられ、そこで3人の仲間と出会ったロビーは、奉仕活動指導者でウイスキー愛好家のハリーからスコッチウイスキーの奥深さを教わり、テイスティングの才能が開花。仲間とともに1樽100万ポンド以上する高級ウイスキーに人生の大逆転をかける
 
雨の日の映画館は久しぶり。新聞の映画評で知った「天使の分け前」というタイトルが気に入った。(天使の分け前)とはウイスキーなどを樽熟成していくうちに、毎年2%ほど蒸発して失われていく分を呼ぶらしい。ANGELとSHAREするなんて、何とも美しい言い回しだろう!結局このタイトルが、鍵を握っていたと思う。
スコットランドでは軽犯罪を犯した人に社会奉仕活動○○○時間という罰則があるのも驚きだった。ロビーの置かれている状況は想像を超えた劣悪さ。想像できないからといって、底辺層に喘ぐロビーを裁定してしまうと、この映画の醍醐味は伝わってこない。単なる更正物語ではなく、天使からのプレゼントをちゃっかり戴き、自分のこれからを切り開いていくロビーに爽やかさを見る。金だけでなく、眠っていた利き酒の才能を生かした仕事まで勝取ったロビーの前向きな勝負だったのでは?
更正していくためには、周囲に理解し支えていく指導員ハリーのような存在は必要不可欠だ。ロビーに子供が生まれてお祝いのウイスキーを(安物)2人で傾けるシーンに涙が出そうになった私。
たぶん、ウイスキー樽に法外な高値を付けて飲み暮らす層への風刺も含まれているのだろう。
新潟産の酒を買って帰り、食卓で芳醇な香りを味わいながら、若者ロビー(適役だったポール・ブラニガン)に乾杯しました。
 
         
エンジェルとシェアする酒の琥珀色香りて君の未来醸さむ
 
ケン・ローチ監督の「麦の穂をゆらす風」には納得いかなかったのですが、今回の作品はシェアーできて本当に良かったです。

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