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白雪姫と鏡の女王

2013.04.06 18:02|

 

原題:Mirror Mirror
製作:2012年アメリカ
王子様のキスでめでたしめでたしとなる原作の白雪姫を、幸せは自らが勝ち取るものと現代風にアレンジしたところは良いですね。でも、現代の童話のお姫様たちには珍しくなくなって結構登場しているんですよ。
最初はリリー・コリンズ演じる白雪姫の眉の滑稽なぐらいの太さに驚きましたが、最後頃は全然気にならなくなっていました。これって、単に太い眉は白のドレスには不似合いでも、青いドレスと最後に着ていた背中に大きなリボンの付いたドレスにはマッチするってことなのかな?それともコメディタッチを狙い太く描いて、徐々に眉を少しずつ削っていったのだろうか。
考えた末にあの眉は凛々しさを表現する眉だったのだと思い当たりました。白はどんな色にも染まるカラー、つまり白こそが名前どおりの最初の白雪姫でした。(結婚式に白無垢や白のウェディングドレスを着るのはあなた色に私を染めて下さいの意味からだと本で読みました)。白雪姫が城を出て小人たちに助けられ、剣の訓練を受けると、ドレスのデザインは機能性のある動きやすい形になり、(白色は汚れやすく家事には不向き)色まで変化していきました。小人たちのリーダーになった時はすでに青いドレス。成長をドレスの色で表現した石岡瑛子さんはさすがです。(ちなみに義母は無理やりウェストを締め付けていましたね)。女性が解放されたのと服装の歴史は関係が深いと新たに思わされました。
私が映画中で一番気に入った背中に大きなリボンをあしらったデザインは、ネガな運命を切り開いて得たハピネスを、皆さんにプレゼントする意味合いがあったと説明されていて納得しました。
この映画のもう一人の主人公である、義母を演じるジュリア・ロバーツは究極のわがまま女王という役を演じきっていてさすがに大女優の貫禄でした。「Mirror Mirror」の原題は洒脱です。女王が鏡にそう言った後、水の中をくぐり湖の真ん中に浮かぶ藁葺き風の建物の中の鏡の精に会いに行くシーンは面白い設定でした。
しかし、最高に風刺が利いていたのは王子!
王子が小人と女とは戦わない主義というセリフに鋭い突きを感じました。これって最高の逆差別のギャグで、所詮小人と(小人の足に伸びるマシーンを装着させたのは何ともユニーク)女は僕ちゃんの敵ではないということで、端から人格を無視した言葉ですよね。王子はただイケメンというだけですっとぼけキャラを通しています。惚れ薬を飲まされて女王に子犬になって擦り寄るシーンなどお気の毒なぐらい・・・。どこに白雪姫が王子の魅力を感じたのだろうかと思ったぐらいです。
王子の描き方が過ぎたような気がします。気品を残した描き方だったら、私的には印象がもっと良くなったのではないだろうかと思ったりもしました。
楽しめはしましたが、この監督さん(ターセム・シン)の映画を更に観たいと思わせるほどではなかったのが残念です。
踊りと大円舞の
インド風ノリノリにはついていけずにラストが冗長に感じられました。
インド製作の映画では「サラーム・ボンベイ」が一番心に残っています。
 
      ★陽水のリンゴ売りとうフレーズに白雪姫を連想せし日 
      ★白雪の姫が剣術使いとはグリム兄弟よもや思うまじ
 
 

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