風と共に去りぬ

2013.03.14 17:07|

 
最初中学一年生時に原作を読み、2回目は大学時代に映画館で、今回は実に40年ぶりでした! 一読してスカーレットの強さに惹かれ、映画館で観た時は彼女ばかりをスクーリンで追いかけ、彼女のような生き方に憧れました。 今回もスカーレットのタラに根付く生きる強さは色褪せることなく 深い感動を残してくれたことが、一番嬉しかったです。
昔好きだった映画が、時を経てもなお輝き続けていることに感謝します。

レットが前半でスカーレットに「あなたは自己的だが、物事を判断する力を持っている」と、 スカーレットの良さを語っていました。 たぶん、一時の感情に左右されず、何をなすべきかを客観的にとらえられるから 「明日考えよう」と前向きに生きられるのでしょう。
少々のことでつまずき悩む私には眩しいけれど、勇気を与えてくれるスカーレットは健在でした。
読書と同じように、映画も何回も観ると違った所が見えてくるんですね。
たまたま数年前に、友人と風と共に去りぬの話になり、 「スカーレット・オハラよりずっとメラニーが良いじゃない?スカーレットに惹かれる あなたが分からない」と云われ、友人はメラニータイプなので、やはりそうなのかと応えたような気がします
今回は、メラニーの生き方にも目を向けられました。
若い頃、メラニーは優しくか弱い女性だと一方的に思い込んでいましたが、 思いやりのあるとても芯の強い女性だったことに気付かされました。 若気の至りで、このような女性に反発していた節があります。 メラニーが、スカーレットより優れた人格者で素敵な女性に描いてあるのにカチンと来てました。
スカーレットとメラニーはアシュレを奪い合ったのではなく、愛することにより強く共鳴しあえたと思います。 メラニーが亡くなる間際、スカーレットに言ってました。
「私のことを大切にしてくれたのは、アシュレを愛していたから、アシュレが私のことを 頼んだから決してあなたは裏切ることなく、私を支えてくれた」 のような意味のこと。 メラニーはスカーレットに絶対的な信頼を持ち、スカーレットも彼女を裏切らず献身的に支えました。
そして、彼女はこうも付け加えたのです。 「アシュレの面倒を見てちょうだい。レットはあなたを愛しているから大切に・・・」。
レットが出て行き、アシュレとたとえ結ばれても添い遂げられそうもありません。
スカーレットは自分が愛されていないと分かった時点で2人の恋は終わったのです。 メラニーを介して、アシュレとスカーレットの夢のような恋物語は続いたのではないでしょうか? アシュレとスカーレットの恋は、戦争のない良き時代の当時を懐かしむノスタルジックを含んだ初恋のようなもので、現実的な結婚生活は無理でいつか破綻したことでしょう。レットはスカーレットに気風が違うアシュレとは合わないと言い聞かせています。 
最後まで歯がゆかったのは、アシュレのお坊ちゃまさ! (若い時分の私はアシュレをどう感じていたのか知りたいなぁ~)。
結果的にアシュレは思わせぶりの言葉で、スカーレットの一途な思いを 長引かせたように感じられて仕方がありません。悪い人ではないんだけど、無自覚なので始末に終えない青二才め。
レットは結構大人の男にカッコ良く描かれていることにも気付かされました。初見ではレットにはちっとも魅力を感じなかったんだけど、 (学生時代に一緒に観た友人らはレットにシビレてた) 今回は、さほど悪い奴でもなさそうと、彼女らの気持ちが分かりましたね(笑)

スカーレットが階段で泣きながら「明日考えよう。そう私にはタラがある!」
とのエンドが一番ふさわしいと思いました。スカーレットの激しさと、自由奔放である意味わがままな 生き方を誰も止めることは出来ません。彼女の強さはそれらによって成り立っているんですもの。どちらも兼ね備えるなんてあり得ないことかもしれません。
 



Tomorrow is anothers day
「明日は明日の風が吹く」

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