セルピコ

2013.01.05 16:06|
原題/Serpico 制作年/1973年 監督、シドニー・ルメット。



40年も経ったのか・・・。初見はセルピコの生き方にもっと同調して悪いイメージでは残っていなかったような気がする。
今回は、自身の命やささやかな暮らしを棒にまで振って正義を求めた姿に唖然となったのも本当だ。これがフィクションだったらあり得ない設定とケチをつけて済むのかもしれないが、(実話なので)その後、スイスへ移住したセルピコがどうなったのかと思えてしかたがない。私だったらとっくに辞職して違う道を探しただろう。彼を理解してくれた数少ない上司や恋人、同僚が、危険に晒されるとあれだけ忠告したのにもかかわらず、彼が突き進んでいったのは、もう後戻りがきかなくなったからなのか・・・。心許せるのはもの言わないペットだけなのだろうか・・・。
身体が不自由になって、ペットと一緒にスイスへ向かう船に乗船する表情はとても暗かった。
生命の危険を冒してまで、賄賂を受け取らずに内部告発をして不正を正そうとする姿勢は立派だと思うのだが、命を犠牲にするほどの仕事や信条などクソ食らえだ。
ふっと頭を掠めたのは、彼はアスペルガー症候群(高機能自閉症)ぽかったのではと疑うのは見当違いだろうか。私の周囲にも少なくない彼らは対人関係を築くのが不得意で、人一倍正義感が強い。
実際、アスペルガー症候群と云われる人たちには、織田信長・坂本龍馬・アインシュタイン・ベートベン・レナオルドダヴィンチ・エジソン・ゴッホなど歴史上輝かしい成果を挙げた人らが並ぶ。現代ではビル・ゲイツもそうだった。
彼がスイスで穏やかな余生を過ごせていますようにと祈らずにいられない。
 
 
 
 

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