12人の優しい日本人

2012.12.27 17:38|

 
本家「12 人の怒れる男」を観てからずっと気になっていた映画でした。20年前に未だ裁判員制度が敷かれていない頃、三谷幸喜の脚本で中原俊監督しています。パロディですが、彼にしては抑えが未だ効いて程よいコミカルさに仕上がっていて、嫌いではない映画でした。トヨエツ演じる演劇役者が陪審員10号と、無罪を譲らない男性陪審員の2人の話を引き出そうとする姿勢が良かった。「なんだか、おかしいんです…」という彼女のセリフが憎い。インスピレーションを大事にするという裏返し?
本家の映画では、『無罪』と主張するヘンリーフォンダの役を、陪審員2号相島一之がやっているかのように見せかけて、ラストにどんでん返しを持って来るのも薄々予想されたけれど巧いと思わされました。
「優しい日本人」というタイトルは、論理的な思考ができない私たちを茶化しているのだろうか、それともそのまま素直に受け取っていいものだろうか・・・。

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