スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

北欧の初ミステリー「湿地」

2012.10.23 15:41|
「かもめ食堂」もそうですが、スカンジナビア半島の3カ国辺りはイメージが良くて弱い私です。最近脚光を浴び始めたアイスランドにも興味がありました。
小説の中の遺伝子研究所は事件の鍵を紐解く機関ですが、アイスランド全国民の疾患のデーターをすべて挙げてあると説明されていました(怖い)。果たして実際に存在している機関なのでしょうか?本書の著者であるアーナ​ルデュ​ル・イ​ンドリ​ダソンは、あとがきに「国を知りたかったらミステリ小説を読めばいい」と書いています。また、新聞のインタビューで、「殺人にはしかるべき理由があり、殺される方には殺されて当然と思われる側面がある。私は殺人をする人間をもっと知りたい。なぜ殺すに至ったのか、真の動機は何なのかをを書きたいと」とも述べています。確かに本書の犠牲者は憎むべきレイプをした男でした。そういう意味では、最近の『誰でも良かった』という日本の殺人事件とは様相が違っていて、殺人を犯してしまった側に立ちたくなる作品でした。
 

 
主人公のエーレンデュルは、(本書はシリーズ作3作目)シリーズの最初から登場している警察犯罪捜査官。最初から順に訳してあれば、殺人事件と関係のない主人公の娘(麻薬中毒者で妊娠中)が時々帰宅して話しをし、主人公がリフレッシュしていくのが理解できたかもしれませんが、私には葛藤がイマイチ伝わらなかった。エーレンデュルの家族の背景が欲しいです。3作目から日本で出版されたのは、本書が「ガラスの鍵賞」を授けられたから・・・。次回作となる四作目『緑衣の女』も同賞を受賞しているので翻訳が現在進行中。
ちなみに2006年には映画化され、東欧最大級のフィルム・フェスティバルであるチェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でグランプリを受賞しているらしいので、映画も観たい作品です。
(ストーリー)雨交じりの風が吹く、十月のレイキャヴィク。北の湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。被害者によって招き入れられた何者かが、突発的に殺害し、そのまま逃走したものと思われた。ずさんで不器用、典型的なアイスランドの殺人。だが、現場に残された三つの単語からなるメッセージが事件の様相を変えた。計画的な殺人なのか?しだいに明らかになる被害者の老人の隠された過去。レイキャヴィク警察犯罪捜査官エーレンデュルが事件に挑む 

コメント

非公開コメント

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

しずく

Author:しずく
「いらっしゃいませ」
映画や本などの気ままな感想を残す備忘録に!
コメント歓迎いたします

最新記事

検索フォーム

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。