ディア・ダクター

2012.10.02 16:14|

午前中の家事はラジオを聴きながら片付けていますが、先ほど某ラジオ番組で西川美和監督が呼ばれていました。そこで小説家でもあるT氏が、西川さんを小説家との2足のわらじを履いても充分やっていけると太鼓判を押していました。自分が女だから主人公は男性の方が断然描きやすいと話していた彼女に、ちょいと興味を持ちました。基本的に医療映画は観ないのですが観ちゃいましたねぇ~。
「人は誰もが何かになりすまして生きている。その嘘は罪ですか」と公式サイトにあるのを読むと、うなずけないこともありませんが、何となく観終えた後すっきりとしないのです。医師免許を持った医師が上等とは思えない現実もあります。しかし、果たして贋医者は許されるのだろうか?ラストを観るからには、白黒つけずにどちらの両面からも描いてあるように思えます。しかし、人の命がかかわっている医療に限って、問いかけで終わらせるのはまずいのではないだろうかと疑問が残ります。お尋ね者となった伊野が給仕夫となって入院しているかづ子の前に登場するラストにほっとはできますが、それは束の間の安らぎ。終末医療に安堵感は必須で侮れないのは分かります。3人の娘に迷惑をかけたくないかづ子の気持ちも、私には中途半端でした。
受賞した看護師役の余貴美子さんの演技も良かったけれど、笑福亭鶴瓶さんの飄々とした演技も人の持つ強さと弱さを表していて引き込まれるものがありました。
小百合さんは苦手ですが「おとうと」を 観たいなぁ~。
 ストーリー
村でただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪(しっそう)する。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。事件前、伊野は一人暮らしの未亡人、かづ子(八千草薫)を診療していた。かづ子は次第に伊野に心を開き始めていたが、そんな折に例の失踪(しっそう)事件が起き……。
公式サイトはこちらですhttp://deardoctor.jp/
 
※ギャラクシーをレンタルしたついでに借りてきた「dear doctor」を先に観てしまいました

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