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沖方 丁(うぶかた とう)作「天地明察」

2012.01.15 21:31|
昨年暮れに算額がらみできみやすさんに紹介されて読みました。
とても面白くあっという間に読了してたのですが・・・。(読んだのは昨年です)
 

あらすじ
江戸時代、徳川四代将軍家綱の時、日本独自の太陰暦を作るプロジェクトが立ち上がった。そのプロジェクトの実行者として抜擢されたのが、渋川春海という碁打ち。和算にたけた渋川青年の才能を、時の老中酒井雅楽頭が評価しての起用だった。
渋川春海は、囲碁を研究する一方で、天文・数学・暦学などを学び、21歳の時に各地の緯度を計測して、当時用いられていた誤差のある宣明暦からの改暦を申し出る。三回申し出て、ようやく朝廷が採用してくれた。渋川春海がつくった新しい暦は、貞享暦として後の太陰暦の基本となる
 
暦が変われば、思いがけないところにまで影響が及ぶものらしい。現在カレンダーは無料でもらえるけれど、江戸時代までは地域別に寺社が作成し有料で売られていたとは知らなかった。時代物なのに描かれ方が現代風なので取っ付きやすく、晴海に最近の若者をイメージしながら読めた。焼け落ちた天守閣が再建されずに、晴海が新しい時代の息吹を感じ、かける物を目指す高ぶる気持ちがまっすぐ伝わってくるのが快い。
「武士の家計簿」の主人公にもつながる要素を持っていて、当時は侍らしからぬ侍も意外と多かったのではないかと思った。まあ、今だってひとくくりできないから、今の時代を生きている私たちの偏見もたぶんあるのだろう。
絵馬に数学の問題を出しその回答を返すなんて、何て粋な遊び心があった時代だったのだろうか。羨ましくさえあった。
 
帰省した息子にも断然勧めました。オススメ度◎
(映画化もされているらしい)
 

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