一夜明けて  バグダッド・カフェその2

2015.07.28 16:30|
その1で終わった疑問ですが、書き終えて、あれはジャスミンが結婚を承諾したという意味合いの軽いジョークだろうと考え直しました。
底辺に流れているのは「バチカンで~」と同様、異文化との融合なのでしょう。ブレンダの子供が弾く演奏もジャズとバッハが混じりあった曲風にアレンジされていました。それは相手を認めて耳を傾けること。ジャスミンのふくよかな身体つきは彼女のひととなりを表現していてはまり役でした。主演のマリアンネを当て書きして「バグダッド・カフェ」の脚本は執筆されたともあります。
女性の自立を描いたウーマンリブの作品が放出された1960、70年代。思想的に目覚め元気に活躍する女性らが主人公だったのですが、しだいに「台所から世界が視える」的な人物像に変遷していったような気がします。ジャスミンはまずお掃除を皮切りにブレンダの子供や、従業員、カフェに出はいりしている画家やブーメランを操る若者などと仲良くなります。しかも別れた夫がかばんに残していった手品道具でマジックを習得しショーにまで発展させる。アジテーションなどお決まり文句は一切無用でした。
お堅いジャスミンがモデルを引き受け、気持ちがどんどん解放されていく様子は小気味よかったです。

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