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女神は二度微笑む

2016.01.09 11:24|映画
女神

2年前、毒ガスによる地下鉄無差別テロ事件で多くの犠牲者が出たコルカタの国際空港に、美しき妊婦ヴィディヤが降り立った。はるばるロンドンからやってきた彼女の目的は、一ヵ月前に行方不明になった夫のアルナブを捜すこと。しかし宿泊先にも勤務先にもアルナブがいたことを証明する記録は一切なく、ヴィディヤは途方に暮れてしまう。やがてアルナブに瓜ふたつの風貌を持つミラン・ダムジという危険人物の存在が浮上。それを知った国家情報局のエージェントが捜索に介入し、ヴィディヤへの協力者が何者かに殺害される緊迫の事態に発展していく。
はたしてアルナブはミランと同一人物なのか、それとも人違いで何らかの陰謀に巻き込まれたのか。少々頼りなくも誠実な警察官ラナの協力を得て、なおも夫捜しに執念を燃やすヴィディヤは、2年前の無差別テロと結びつく驚愕の真相に迫っていくのだった……。




原題は英語のstoryと同じ意味合いの「Kahaani」なのに、邦題は使い古された感がある”女神は二度微笑む”!サスペンス感を盛り込んだつもりだろうがもっとましな邦題をつけられなかったのか・・・。『きっと、うまくいく』『マダム・イン・ニューヨーク』『めぐり逢わせのお弁当』など続々と良作が生み出されているインド映画です。本作も奔流を止められない本格派のサスペンス。
冒頭はサリン事件を思わせますが、猥雑なまでにエネルギッシュなコルカタ(旧カルカッタ)を舞台にヴィディヤが夫探索に駆けずり回ります。題名にある“女神”とは、“ドゥルガー・プージャー”の祭りで祝われるヒンドゥー教の戦いの女神ドゥルガーのことを指しています。ドゥルガーは優雅な容姿と激烈な気性を兼ね備えた女神と伝えられ、その極端な二面性が本作のミステリーのベースになっていて、ラスト近くに主題曲が証明するかのように流れてきます。
歌詞に勇気をもらえました!

Ekla Cholo Re (1 人で歩め)。歌っているのは、アミタブ・バッチャン




きみの呼びかけに誰も来ないなら、ひとりで行こう

ひとりで、ひとりで、ひとりで行こう

誰もが怖がって顔をそむけ口をつぐむ、きみはツイていない

けれど、そのとき(こそ)、きみは心をひらき

おそれずに、心から声を出そう

誰もが引き返してしまう、きみはツイていない

険しい道を行く、ともに進もうとする者とていない

それでも、きみは、茨の道を踏みしめて行こう

足に血をながしながら

行く手を照らす灯りはない、あぁ、きみはツイていない

嵐が吹きすさぶ暗夜、どの家も門を閉ざす

それでも光る稲妻に、きみは胸を張り、

ひとり、輝いて行こう。

(タゴール詩歌集 「自らの国」所収、内山眞理子訳)





コメント

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Re: タイトルなし

> 早速、観てみました。(笑)

早々に観られたとはかなりの期待感があったのでしょう!?
期待があればあるほど裏切られた時のショック度が高くなるのは仕方ないことです(笑)。
私はタイトルがイマイチでつまみ食い程度で借りましたから、ついにボリウッドがサスペンスまで取り込みやってくれたですみました。
どこかで観たようなシーンは、数多ありましたが許せる範疇でした。
ヴィディヤ演じる最後のどんでん返しに圧倒されました。私は根が単純なのか、知的で意志の強いヒロインが活躍し最後にどんでんしてくれたら好きなパターンとなります(笑)
ラスト、彼女が苦しい任務を成し終え、主題歌が流れ出してくると「がんばれ!」と応援しちゃいました。
「ひとりで、ひとりで、ひとりで行こう」のフレーズがたまらなく訴えて来て胸に迫りました。
私に無くて欲しいのはこの強さだと思い、泣けてきたのです。
(でも、本作の直前に観たGONE GIRLだけは胸くそ悪かった!)

> 不満な点も有りましたが総合的に見れば、かなり面白い作品でした。

ブログを読ませていただき不評だったのでお気に召さなかったのではないでしょうか。
それとも期待するあまり~のご感想だったのでしょうか?

> (主演女優さん綺麗だし(笑))

ヴィディヤー・バーラン、綺麗な女優さんでしたね!修士号も取得されて学識豊な方でびっくりしました。

> 警部見習い?のラナの侘しさ、切なさは似た体験もありで、妙に身に沁みます。(汗)

そうですか・・・。仕事をやっていたらそんな立場になることもあるでしょうね。
後半部にラナの裏切り?も意外で面白かったです。不愉快感は抱けません。縦の関係が重要視される泣く子も黙る警察組織ですもの。伏線を見落としたわけではなく「あれ?」と不思議に思いながら観てはいたのですが・・・。

> カルカタのようにエネルギッシュな場所は苦手なので行きたいとは思いませんが、映画で観てる分には魅力的で、何だか香辛料といろんな臭いまで感じました。

鉦鼓亭さんとまったく同じです!
一頃、聖なる川としてガンジス川が取り上げられ若者が自分探しに行く時代がありましたよね。
上流では死体を流し、下流で野菜を洗い湯浴みする人々の情景が画面いっぱいに映し出されるのを見るにつけ、
頭は理解しようともがいても受け付けられないものがあったのは真実です。
低空飛行で直接その場の匂いや雰囲気を体験したいけれど、その地には決して着地したくないと。
かっこぶって、友人や仲間たちには「インドに行けば何かがつかめるかも」と云ってた若かった頃(笑)

> 僕は、こういう終わり方を、あの作品でもして欲しかったです。

ここの意味あいが良くわかりませんでした。

カーンは若かりし頃の西郷輝彦そっくりで、彼が出るシーンでは頭がそちらの方への反応するばかりで困りました(ハイ)
「巡りあわせのお弁当」でシャイク役を演じていたなんて信じられません。
今、検索でその画像を注視しても似ても似つかないですね。
この俳優さん、後々が楽しみです!

訂正です

すいません、間違えました

「めぐり逢わせのお弁当」の見習い君、本作ではカーン警視役でした。(汗)
どちらにしても全然解らなかったけど。

 しずくさん、こんばんは

早速、観てみました。(笑)
不満な点も有りましたが総合的に見れば、かなり面白い作品でした。
(主演女優さん綺麗だし(笑))
警部見習い?のラナの侘しさ、切なさは似た体験もありで、妙に身に沁みます。(汗)
カルカタのようにエネルギッシュな場所は苦手なので行きたいとは思いませんが、映画で観てる分には魅力的で、何だか香辛料といろんな臭いまで感じました。
ラナは「めぐり逢わせのお弁当」のサージャンの見習いを演ってた人なんですね、ちっとも気付きませんでした。

初めては何ものにもかえがたいと
>それは実感します、でも、かなり臆病なので。(笑)

こちらは逆バージョンでしょうか?
>よく考えると男と女が逆になった感じで似てますね。
僕は、こういう終わり方を、あの作品でもして欲しかったです。
ちょっと返歌になってないのですが、一首、僕の記事に添えておきました。

To 鉦鼓亭さん

ブラックジョーではなかったですね。
ジョー・ブラックでした!

Re: タイトルなし

>  しずくさん、本年も宜しくお願い致します

こちらこそ、毎度のことながらご挨拶が遅れてごめんなさい。
「新しい年も映画で楽しみましょう!よろしくお付き合いくださいませ」

> インド映画、面白くて質もいいですよね。
> (この前5本目で、初めてハズレ引いたけど)
> この作品もメモしておきます。

私のブログを見てコメントを下さるのではと思っておりました。

> アミタブ・バッチャン>「マダム・イン・ニューヨーク」で献辞を送られてた俳優さんですね。
> 当人もシュリデヴィの隣の乗客としてゲスト出演でした。
> 「誰でも初めては一回だけ、楽しみなさい」
> 結構、気に入った台詞です。

えっ、そうだったの!
私も「誰でも初めては一回だけ、楽しみなさい」のセリフは心に残っています。
アミタブ・バッチャン氏と解ってますます好きになりました。
肩ひじ張らないで『ひとりで行け』と励ましてくれる曲想が素敵。
初めての土地を訪問したり、山に登る時first touch (impression)を大事にしています。
初めては何ものにもかえがたいと年を重ねてますます実感しきり。

こちらは逆バージョンでしょうか?
v-2かりそめの恋しか知らずブラックジョー





 しずくさん、本年も宜しくお願い致します

インド映画、面白くて質もいいですよね。
(この前5本目で、初めてハズレ引いたけど)
この作品もメモしておきます。
アミタブ・バッチャン>「マダム・イン・ニューヨーク」で献辞を送られてた俳優さんですね。
当人もシュリデヴィの隣の乗客としてゲスト出演でした。
「誰でも初めては一回だけ、楽しみなさい」
結構、気に入った台詞です。
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