ブログDEロードショー ジャズ大名

2015.07.08 10:58|


今回のブログDEロードショーのお題は「岡本喜八監督の作品」と聞き、名前を知らなかったので、岡本喜八監督さんを検索することから始めました。かの有名な「日本のいちばん長い日」を撮った監督さんだったのですね。また、以前観て好印象だった「大誘拐RAINBOW KIDS」でもメガホンを取っていたとは知りませんでした。
中に懐かしいタイトル「肉弾」を見つけました。
当時連ドラで素朴な役柄を演じていた大谷直子が脱いだの脱がないので話題をさらっていた映画・・・・。その頃未熟だった私は真に受けて、肉弾とは裸で商売をする女性の話ばっかりと思い込んでいました。真っ向勝負の反戦映画と分かり、その『肉弾』を観たいとレンタルショップへ出向いたのですが、『ジャズ大名』しか置いてなくがっかり・・・。
前置きが長くなりました。
原作は苦手な筒井康隆さん。冒頭のシーンで南北戦争で解放された黒人3人が英語と方言混じりの和訳された日本語で同時に語るシーンであえなく挫折。
某テレビ局で収録済みの『ジャズ大名』朗読を聴いて気を取り直し再チャレンジしました。
映画の方が、原作に忠実な朗読より観やすかったです。
その後、彼らは日本の小藩に流れ着き、音楽好きの大名と出会い城中でジャムセッションを繰り広げることになるのですが、ジャズ演奏に、城中のものが鼓と横笛、算盤、薩摩琵琶、琴、鍋、釜、桶、三味線なども加わる奇想天外な話となっていきます。地下牢で演奏されるその上を江戸に向かう討幕派、彼らと敵対する幕府の兵、百姓一揆たちがええじゃないかと乱舞しながら駆けぬけ、新政府軍や殿銃隊が朝もやの中に消えて行くー。
茶目っ気を持って時代に楔を打ち込むような作風は嫌いではなくシンパシーを感じます。思ったより取りつき易い監督さんでした。
ラスト20分のジャズセッションシーンには大物人物らの顔をそろえてド迫力満点で、やりたい放題やってる監督さんの意気込みが伝わります。エンタメ、娯楽作品でこれだけあくの強さを感じるのですから、本領発揮のど真ん中直球勝負の作品を観たいものです。
自分から進んで手に取ることはないので、これから夏に向かう時節柄、オンエアーを見逃さないように心がけようかな。


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