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細雪

2015.11.23 16:26|

1983年作


続けて市川崑監督の作品がオンエアーされ、前回のながら観を止めて真剣観しました。
やはり食わず嫌いは良くない。予想外にはまってしまいました。
没落してゆく豪商の四人姉妹は上から蒔岡鶴子(岸恵子)、幸子(佐久間良子)、雪子(吉永小百合)、妙子(古手川祐子)。零落したなりに可能な贅沢を楽しみながら、悩みを抱えて右往左往しながらもたくましくしたたかに生きる船場生まれ芦屋暮らしの姉妹。それぞれの個性を持った4姉妹の心の機微が見事に表現されていると思わせました。
鶴子と幸子の時々激しくなるバトルは切実でユーモラスもあり現実味を帯びていました。裕福な家柄でなくても姉妹間のもつれる感情の行き違いは似たようなものなのでしょう。
原作者の谷崎氏の観察眼の鋭さに舌を巻かずにおられません。
長女と次男の入り婿に伊丹十三と石坂浩二の立場から来る発言なども説得性がありさすがです。
でも、最後まで雪子のキャラは不可解でした。義理の兄を慕っているようでもあり、子供好き、極度に内気なようで非常に頑固、浮世離れしてそうで男に対するハードル理想は下げないしっかりもの。一筋縄ではいかないお姫様雪子を演じた吉永小百合さんの演技評価は高いけれど、残念ながら同調しかねます。
雪子の見合いが成立して、同居していた幸子の夫である貞之助がひとり寂しく「嫁に行くのか・・・」としみじみ酒を飲むシーンでも、いかに雪子がこ惑的な女性だったのかを描きたかったのでしょうが・・・。





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