脳内ポイズンベリー

2016.09.06 16:07|映画

脳内

携帯小説の作家として生計を立てている櫻井いちこは、飲み会で出会って以来気になっていた青年・早乙女と偶然にも再会を果たす。彼女の頭の中では、「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」という5つの思考がせめぎあい、声を掛けるか否かで会議を繰り広げはじめる。その結果、早乙女を食事に誘ったいちこは彼の部屋にまで押しかけて肉体関係を結び、やがて2人は付きあうことになるが・・・。



いちこが新しい恋愛に選択を迫られた際、脳内では老若男女の会議が行われる。いちこの脳内キャラクターには ネガティブや瞬間の感情の嬉しい、悲しい、ときめきなどを直截に表現する子供じみたキャラ、ポジティブさんらが居て、それぞれが話し合いの末に結論を出している。決裂すると黒い女 が登場するシーンは迫力あり。普段は会議に参加していないが、会議がまとまらない時に突如現れ、本能的な行為へ導く怖ろしい存在。ドラマテイックな登場はコミカルだが、自らの行動を振り返ると、本能に走るってこういうことかと妙に納得できた。

現実と脳内会議が織り交ぜ、お城まで出て来て来ると、これって昨年観た『インサイド・ヘッド』にそっくりじゃないの!どちらもDVD鑑賞なので、後から観た本作がパクッているのだろうかと危惧しながらも、でも本作がはるかに上回っているよと思いつつ。

観終えて、本作は水城せとなさん原作のコミックであり『インサイド・ヘッド』より前から書き下ろされた作品と分かり、ほぅ~ら見ろ。予想以上に楽しませてもらいました。

主演の真木よう子が最初に登場した時は、年齢的にも無理なミスキャストかなと思ったが、途中から違和感がまったくなくなった。さすが大女優さん!

“ネガティブ・池田”は、吉田羊さんが演じていて文句なしの適役でした(こちらもデビユー当時からのファン)。

「大切なのは誰を好きかじゃない。誰といる時の自分が好きか」というセリフで、いちこは自らの恋愛を選ぶ。自分を肯定できないと幸せになれないということの裏返しでもある。

でもなぁ~ご都合主義のラストはちょいと気になる。


コメント

信兵衛さんありがとうございます

早速、来ていただき、しかもコメントを残して下さるとは!v-235

> 似ている話ですけれど、ファンタジーとリアルな世界観と、趣向は違っていたように思います。

本当にそうですね。

> 役どころに意外な感がありましたが、そこはやはり真木よう子さん、うまいですよね。
> 吉田羊さんも楽しめました。

片ややわらかさで、片や強さで演じられるお2人は素敵です。

掲示板に『食べず嫌いはありますが、読まず嫌いはしたくないと思っています』と返信がありましたが、
全く私も同じ考えです。
ネットには映画のレビューをあげていますが、どちらかと云えば、映画より耽読してしまう私です。
今後ともよろしくお願いいたします!


こんばんは。

しずくさん、こんばんは。
私も両方見ましたよ。
似ている話ですけれど、ファンタジーとリアルな世界観と、趣向は違っていたように思います。
私が観たのはやはり真木よう子主演だったからかな。
役どころに意外な感がありましたが、そこはやはり真木よう子さん、うまいですよね。
吉田羊さんも楽しめました。

Re: No title

> この作品、ちょっと気になってるんですよね。
> タイトルも印象的だし、いつか観てみたいです。

宵乃さんにも観てもらって感想を聞きたいです。
ジャンルはラブコメですよ!

> お題は「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ(何本でも可)。ポールさんからのリクエストです。
> お下品なアニメという印象が強いですが、意外と面白い物も多いので気が向いたらぜひ。
> 開催期間は9月23日(金)~9月末までです。

ポールさんのリクエストはいつも意外性がありますね。
たぶん観ることはないだろうと思うので、チャンスをもらったということでチャレンジします。

No title

この作品、ちょっと気になってるんですよね。
タイトルも印象的だし、いつか観てみたいです。

ところで、今月もブログDEロードショーを行います。
お題は「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ(何本でも可)。ポールさんからのリクエストです。
お下品なアニメという印象が強いですが、意外と面白い物も多いので気が向いたらぜひ。
開催期間は9月23日(金)~9月末までです。

Re: ラストシーンについて☆

重ね重ねのコメント、ありがとうございます!
最初戴いたコメントを読む限り、ラストシーンの受け取り方が異なっているのではと気になったので
敢えて、越智かどうかを訊いてみたのですが、やはりちがっていたようですね。

> 私はあの人、全然関係ない他人だと思いましたが?
> これからまた新しい恋が始まるんだなぁと、
> ご都合良いけど仕方ないと納得したのですが・・・?

コメントを貰った時に、まだレンタルしたdvdが手元にあったので確認したのです。
ボタンがぶつかる前のシーンは、越智が書店でいちこの新作をみてドアを出るシーン。
程なくいちこが元気に歩くシーン。ぶつかった靴の色はベージュ系の色合いでした。書店で彼が履いていた靴が一瞬映ったのですが、同系色に見えました。それから、いちこのはっとした顔はまるで知っているような表情でした。
それも手伝って越智だと私は判断しました。
でも顔は出さないし、靴も注視していないと見逃してしまうような曖昧さは確かにあります。
観客の判断に任せるということかな?
もしそうだったら困りもの(笑)

> しずくさんの返信を読んで、
> 越智さんとは思ってなかったので すごくビックリして
> ネットで調べたら、
> 顔がよく見えないようにしてあって
> 原作(未読)通りに越智さんという意見と
> 赤の他人という意見の両方がありました!!!

私も知らなかったのでチェックしましたよ!
それでも私の結論は変わりませんでしたね。

2つめのコメントをもらえて嬉しかったです。
ありがとう!


ラストシーンについて☆

>ボタンは越智の足元に転がったのですよね?
>早乙女でダメだったから、ときめかない越智にっていうのは・・・。
>そんないちこであって欲しくないなぁ~。

私はあの人、全然関係ない他人だと思いましたが?
これからまた新しい恋が始まるんだなぁと、
ご都合良いけど仕方ないと納得したのですが・・・?

しずくさんの返信を読んで、
越智さんとは思ってなかったので すごくビックリして
ネットで調べたら、

顔がよく見えないようにしてあって
原作(未読)通りに越智さんという意見と
赤の他人という意見の両方がありました!!!

越智さんだったら、しずくさんの仰るとおりですが、
私はマジ、全然別の人だと、今も思っています~♪


.

Re: こんばんは☆

コメントをありがとうございます!

> 私はこの映画を見て一番思ったのは、これは恋愛だけったけど
> 誰もが人生の中で大きな事を決めるときとか
> あぁやって5人(もっといると思います・笑)が話しているんだろうな~と
> 思えて、楽しかったという事です。

インサイドヘッドを先に観ていたので、インサイドヘッドを観た時に全く同じことを感じました。
落ち込む時は、脳内会議でネガティブ思考がポジティブを抑え込んでいるのだから、
「がんばれポジティブ!」と声援を送れば良いのだと。
インサイドヘッドは子供が主人公だったために、登校拒否や両親の不仲で葛藤したりするシーンが多くて感情移入が難しかったのですが、いちこが大人だったからより入っていき易かったと思います。
でも、映画界ではピクサーという市場が大きい「インサイドヘッド」の方が大きく取り上げられていたのが、とても悔しい!

> 仰る通りですネ~大女優ではないと思うけど、うまいですよね!

確かに、大女優はほめ過ぎたかな(笑)。
色んな役ができる人ですよね。


> まぁ、映画館で見た場合、あのラストでご都合良いな~と思いつつも
> 気持ち良く出られそうで、イイような気がします。

ボタンは越智の足元に転がったのですよね?
早乙女でダメだったから、ときめかない越智にっていうのは・・・。
そんないちこであって欲しくないなぁ~。

> ひとつだけ、吉田羊が、西島に対して「吉田!吉田!」と叫ぶのが、
> コントみたいで ちょっとくどかったかな?と思いました。

脳内会議がうるさすぎて時々スルーしたくなったから見落としてるかも・・・。

> 全体的には、良い作品でしたね~!

そう思います。
インサイドヘッドの好評価を本作に還元して欲しいです。

こんばんは☆

この映画は7月にオンエアがあったので見ました☆
映画館で数回予告編を見ていたので見たかった作品でした。

>決裂すると黒い女 が登場するシーンは迫力あり。
>本能に走るってこういうことかと妙に納得できた。

ホントに迫力がありましたね~!
そういう事だと納得できましたね~☆

>『インサイド・ヘッド』

未見ですが、実写ではないし見るつもりもありません。
しずくさん的にこちらの方が良くて嬉しいです♪

>主演の真木よう子が最初に登場した時は、年齢的にも無理なミスキャストかなと思ったが、途中から違和感がまったくなくなった。さすが大女優さん!

仰る通りですネ~大女優ではないと思うけど、うまいですよね!

>でもなぁ~ご都合主義のラストはちょいと気になる。

まぁ、映画館で見た場合、あのラストでご都合良いな~と思いつつも
気持ち良く出られそうで、イイような気がします。
もちろんお家鑑賞でも、暗いよりは・・・。

私はこの映画を見て一番思ったのは、これは恋愛だけったけど
誰もが人生の中で大きな事を決めるときとか
あぁやって5人(もっといると思います・笑)が話しているんだろうな~と
思えて、楽しかったという事です。

詳細に検証すると文句の出る作品かもしれないけど
スーッと楽しめればそれで良いように思いました☆

ひとつだけ、吉田羊が、西島に対して「吉田!吉田!」と叫ぶのが、
コントみたいで ちょっとくどかったかな?と思いました。
全体的には、良い作品でしたね~!


.
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