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真冬のファンタジー企画 「KUBO クボ 二本の弦の秘密」

2019.01.31 14:28|映画

2016年アメリカ


クボは三味線を奏でることで折り紙を自由に操ることができる不思議な力を持つ少年。かつて闇の魔力を持つ祖父に狙われた際に父を亡くし、片目を奪われ最果ての地で母と生活していた。しかし、闇の刺客に母までも殺されてしまう。両親のあだ討ちを心に誓ったクボは、面倒見のいいサル(シャーリーズ・セロン)と弓の名手であるクワガタを仲間にする

冒頭、クボが三味線を弾き始めるや、折り紙で作られた人形がまるで命を吹き込まれたように動き出しストーリーを紡いでいくシーンに目を奪われました。凄い! 今まで味わったことがないような新しい感覚でした。今でこそ立体折紙がありますが、折り紙が2次元から3次元となり動き出し、紙がふぶき自由自在に鳥の様に飛び回る場面で、ただただ子供の様な面持ちで観ていたにちがいありません。外国の監督やスタッフらが日本的なエッセンスを創ったらこうなるのでしょうか? 調べるとCGでもなく、手描きでもなく、主に実物の人形を使った「ストップモーション・アニメーション」という、手法で創られたものだそうです。人は目の動きで感情表現をしていると納得できます。彼らの眼は本当に怒りや喜び悲しみを表していました。

新聞で紹介してあった記事通り、背景となる日本の村の佇まいや灯篭流しやお盆の風景まで素晴らしかった! 

主人公クボの左目は月の帝である祖父によって奪われます。更に右目も奪おうとする理由は、クボから心(感情)を奪い完全な人間にすることで、自分と一緒に月の都で住もうとしていたから。元々クボの母親は月出身でしたが、クボの父親に出会い愛を知って下界に住み、そしてクボを生んだのです。それに怒った祖父は刺客である叔母を差し向けます。トラビス監督は“物語”を、個々の魂とともにあり、命とともに完結するものだ。個人の物語は思い出という強い力を秘め他者に語り継がれることで、時空を超越するものになることを言いたかったと語っていますが・・・。残念ながら肝心なところが伝わりませんでした。
緻密で繊細な子道具にかけた労力に適うだけの練り込まれたストーリーが解り易く展開されればと惜しまれました。

コメント

TBとコメントをありがとうございました

長くTBをしなかったのでやり方を忘れてしまっていました(汗)!!

確かに三味線をあんな風に使うなんて、気づかせてもらった感じです。

日本的

2017年マイ・ベスト4位。
三味線の響きがいいなあと。ハリウッドがこんな日本的なものをつくってくれるだけでも、うれしくなります。
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「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(1回目)

日本人の映画ファンには、うれしい作品でしょう!
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