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ブログdeロードショー ”ホラー”のジャンルには少々不安が残るけれど・・・鍵を観ました

2019.08.04 11:15|DVD
著者 :
KADOKAWA / 角川書店
発売日 : 2015-09-25
再見です
ラストが分かっているせいか、初見ほどのインパクトは減りました。再見して、初回は衝撃的な妻の方にばかり気を取られ、娘の敏子の心情を観察できていなかった事に気付きました。妻と実子である娘とのパチパチ感が火花のように凄まじい! ラストでお母さんを殺そうと母のティーカップにだけ毒を盛る件(くだり)が記憶に残っていなかった! 映画のラストは監督が考えたもので谷崎の原作にはないようです。原作の方は、剣持の死後、形ばかりの夫婦となる木村と敏子の元で郁子も木村との関係を続けていくのだろうかという日記で終わっているようです。(原作は日記形式で書かれてる)
背景となる日本の情景が暗く彩られ、セリフの言い回しも何となく不自然でホラー感とサスペンス感を強調してあるように思われます。剣持の滑稽な並外れたエロっぽさに老いていく寂寥を感じました。京まちこ演じる郁子がびっこを引く猫を汚らしく扱うシーンはぐさりと胸を抉られます。母娘でありながら女として張り合うような心情も人の胸の裡に隠蔽された生々しさを抉り出してあるのでしょう。親子の情愛を一辺倒に美しく描いてない点は買います。上流階級を(内実はそうでもない)傍らで観聞きしているお手伝いのはなが、真っ当に描かれますが、果たして原作にも登場しているのだろうか?このラストを加えたことで、映画として成功したのではと感じます。

コメント

Re: さっそくのご参加ありがとうございます

> ドロドロした愛憎劇はホラーに近いものがありますよね。

そう云ってもらえるとホッとしますe-70

さっそくのご参加ありがとうございます

ドロドロした愛憎劇はホラーに近いものがありますよね。
それが母娘の対立となると…、ぞわ~。想像しただけで涼しくなりそうです(汗)
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