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バベットの晩餐会 追記

2014.03.28 10:32|
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名作と言われる映画は後からじんわりと来るものでしょうか。
宵乃さんへコメントの返信をしているうちに、気づきが出てきて感想に付け加えておきたいと思います。
 
前半部の敬虔な彼らは、後半部の様子をコメディチックに仕立て上げるための演出だったようにも思えます。
ヨーロッパのお料理帯は大まかに2つに分断されているみたいです。
イギリス、ドイツ、オランダ、北欧などがプロテスタントの禁欲性の影響を受け、食文化は発達しなかったのに比べ、フランス・イタリア・スペインなどのカソリック国は禁欲的でなかった分、食文化が花開いています。
美味しさを追い求めても罪の意識を感じなくても良かったのでしょう。
バベットが大盤振る舞いをしたのは、旨い料理を食することで、聖書などの教えでは得られない心の安らぎを取り戻せることもあると村人に教えてあげたかったのではないかな。「たまには美味しさという快楽に浸るのも良いものですよ」とね・・・。
実際、旨い料理を食べているうちにぎすぎすしていた彼らに再び平穏な関係が戻ってきたんですもの。
実らなかった姉妹の恋を前半部で語ってあったのも、信仰に捧げるためだけに生きている2人にあまりに頑なすぎないかと疑問を投げかけたようにも取れました。
だからといって彼女らを批判している分けでもない。スウェーデンの将軍・ローレンスやバリトン歌手・ピピンやまた彼が送ったかつて著名な料理長だったバベットは、風の吹かない小さな村を訪れた異文化からの使者だったのではないでしょうか。
このあたりの匙加減がバランス良くて、押しつけがましさがない作品になったのでしょうか。バベットの夫、息子もパリコンミューンで亡くなっている描き方にも、そのあたりをほのめかていると私的には感じました。
と考えると、1万フランという膨大な金額は惜しいお金ではなかったのかもしれません。信者らはおそらく知ることもないでしょうが・・・。
やっぱりバベットさんの心意気はたいしたものです!
 

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