人生、ブラボー!  STARBUCK

2013.11.14 16:42|
2011年/カナダ
 


 
ダヴィッドは42歳の独身男性だが精子提供を通じて533人もの子どもの“父親“であると告げられ、さらに142人の子どもから身元開示の裁判を起こされていると知る。裁判の準備を続けるうち、彼は応援しているサッカーチームの選手が息子であると知り……。
 
監督はケン・スコット。「大いなる休暇」の脚本を手がけた人と同人物と知りなるほどと思う。(別なブログに「大いなる休暇」の感想記事をアップしています)。何百人にも精子提供をするとはとんでもないストーリーを作ったものだとシラケていたが、主人公のダヴィッド(パトリック・ユアール)が醸し出すほのぼの感にはまってしまった。自分の子供たちに興味を持ったダヴィッドは、身元を隠して子供たちへの逆訪問を始める。役者志望、路上ミュージシャン、ゲイ、薬物依存症、障害を持った子……それぞれの人生を生きるティーンエイジャーの子供たちの姿を見たダヴィッドが、彼らに父親らしい感情を抱き接触していくのが微笑ましい。何故、彼が精子提供をしてお金を得なければならなかったのか。それに応えた彼の年老いた父親のセリフが胸に響く。フランス語がマッチしていてハートフルな雰囲気を盛り立てていると思った。ダヴィッドが偽名にスターバックを使ったのも冴えている。
好きな映画でした。
 

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